IT機器を使う楽しみ

IT機器を縦横無尽に使いこなせたらどんなに楽しいでしょう。今はパソコンを使うのが精一杯の人がいたとしても楽しさを満喫することができます。多分パソコンのごく一部の機能しか使っていなくても日常生活には事足りています。文書作成、表計算、インターネットでメールの送受信、ショッピングサイトでの買い物、オークションや銀行、証券など一通りのことは可能です。
さらに新聞も各記事を丁寧に読んでいけばかなりの知識が身に附きますし、有料購読すれば特集記事を読み込むことによって専門家はだしになります。ビジネス雑誌のネット版も著名な学者や評論家の文章に接することによって有益な情報を得ることができます。辞書のサイトもその道に精通した人が書いているので、さまざな分野の詳しい記事に接してアナログ時代とは比較にならないほどの情報を得ることができるようになりました。
またインターネット文庫では明治から大正、昭和の文豪たちの残した名作を堪能することができます。そして、さらなるITの勇、カーナビゲーションの登場は方向音痴の人にとっても、運転技術に自信のない人にとっても、未知の土地へのドライブを楽しいものにしました。目的地を設定するだけで指示通りアクセルを踏んでハンドルを動かせば容易に着地できることはいちいちクルマを止めて地図帳をめくりながら走っていた時代が嘘のようです。しかし、文明の利器に頼りすぎるといつまでたっても道順を自分で覚えようとしないという怠惰性と表裏一体なのがこわいところではあります。
ITの良い部分とアナログの良い部分を使い分ける知恵も問われようとしています。

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